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はじめに

 思い切って購入したヘッドホンの音が良すぎて少しでも長く使いたいと思い、ヘッドホン関連グッズを探していて良いものを見つけました。それが今回紹介するEarProfit multi ver2です。

 ヘッドホンの開口部を塞がずにイヤーパッドのみを保護するカバーとして注目を集めたEarProfit。
そのEarProfitを改良したのがEarProfit multi ver2です。

 皮脂汚れの付着防止を目的として購入したのですが、暖かい季節の装着感を改善できて、丁寧に作られた質感の高さが嬉しいイヤーパッドカバーでした。

結論

  • 開口部を塞がないので音質変化をほとんど起こしません。その結果「カバーを付けていることで本来の音が聞けていないのかも?」など余計なことを考えること無く使用できます。
  • 真面目に企画から製造まで行われているのが分かる質の良いカバーです。
  • 真夏はヘッドホンを使わないかもしれませんが、それまでの期間のヘッドホンの蒸れ対策にぜひ導入してみていただきたいです。
  • 化粧や整髪料を使う人は、それらがイヤーパッドに付かないように出来るので積極的に導入していいいと思います。
  • 手洗いできるので、安いカバーを何個も使い捨てていくよりコスパが良い。

特徴

  • ヘッドホンの開口部(耳が収まる部分)を塞がず、イヤーパッド部分をカバーするので、音質を極力変えずに肌触りが快適になる。
  • サイズが5種類 (M55 / XM60 / XM70 / L70 / XXL70)(2025年5月時点)
  • 5種類のサイズでは対応できないヘッドホンの中で、一部の物(AirPods Max、Beats-Studio3等)には専用設計品が用意されている
  • 適合表があり使いたいヘッドホンで使えるか使えないか事前確認できる。
  • 装着寸法と伸縮率から逆算したデザインなので、ヘッドホンにぴったりフィットする
  • カラーバリエーションあり。BLACK、GRAY、INDIGO、SAKURA、PUMPKIN、WHITE、BROWN(2025年5月時点)
  • 素材は東レ製トリノクール。高い伸縮性、吸汗速乾性、消臭機能。柔らかで発色が鮮やか。上質な光沢感あり。手洗い可能。
  • 洗濯可能:洗濯機可(※乾燥機不可)
  • 国産

multi 2になって変更された点

  • 3サイズから5サイズへサイズ展開増。
  • タグの追加。左右で色分けされ、サイズが表記されている。従来品はサイズ表記がどこにもなく、色んなサイズのEarProfitを所持しているユーザーが混ぜてしまうと区別が困難たった。
左右判別出来るようにタグが追加された。
左右判別出来るようにタグが追加された。

期待できる効果

  • 肌触りがサラサラでムレ・ベタつき少なくなる。
  • 化粧や整髪料が直接ヘッドホンのイヤーパッドに付かない。
  • 高い消臭機能で、ニオイを抑えることができる。
  • イヤーパッドの劣化速度を遅らせる事ができる。
  • ベタつきを気にせず作業に集中しやすくなる。

装着方法

 『公式サイトブログ 中心芯材について(注意事項など)』を装着前に軽く目を通しておく事をおすすめします。芯材が曲がる、折れるとはどんな事を言うのかが書いてあります。破損したのか曲がるように出来ているから曲がっているだけなのか、知っておくのが良いでしょう。

中心芯材について(注意事項など) – EarProfit.com

円形の芯材が入っているので立つ。この芯材側をイヤーパッドの内側に入れる。
円形の芯材が入っているので立つ。この芯材側をイヤーパッドの内側に入れる。

装着作業の完了形はこんな感じ。イヤーパッドの上下方向とEarProfitの上下方向を合わせるように装着する。
装着作業の完了形はこんな感じ。イヤーパッドの上下方向とEarProfitの上下方向を合わせるように装着する。

3箇所の縫い目が集中している方向が、ハウジングの上方向または下方向になる。ヘッドホンを身に着けた時にオレンジのタグが右耳の後頭部側にくるように、EarProfitの方向を決定する。
3箇所の縫い目が集中している方向が、ハウジングの上方向または下方向になる。ヘッドホンを身に着けた時に、オレンジのタグが右耳の後頭部側にくるようにEarProfitの方向を決定する。

ヘッドホンの上下とEarProfitの向きを合わせるために、縫い目のある部分から先に差し込んでいった。ヘッドホン本体とイヤーパッドの隙間に芯材が挟まって固定される。
 ヘッドホンの上下とEarProfitの向きを合わせるために、縫い目のある部分から先に差し込んでいった。ヘッドホン本体とイヤーパッドの隙間に芯材が挟まって固定される。
 ここまで曲げないほうが良いのかもしれませんが、一切曲げずに上下を合わせて装着するのは困難でした。

今度は反対側もイヤーパッドの内側に差し込む

芯材が全部収まった状態。
芯材部分が全部収まった状態。

公式サイトの説明では楕円形イヤーパッドの短軸方向を先カバーして、その後から長軸方向に伸ばしてカバーする様に説明されていました。私がやってみた感じでは画像のように先に長軸方向に伸ばしてカバーするほうがやりやすかったです。どちら方向を先にするのが良いのかは、イヤーパッドの厚さ柔らかさに影響を受けているような感じです。
公式サイトの説明では楕円形イヤーパッドの短軸方向を先カバーして、その後から長軸方向に伸ばしてカバーする様に説明されていました。
私がやってみた感じでは画像のように先に長軸方向に伸ばしてカバーするほうがやりやすかったです。
どちら方向を先にするのが良いのかは、イヤーパッドの厚さ柔らかさに影響を受けているような感じがしました。

メリット

  • 手洗いできて、清潔を保てます。
    • 長く使えて結果的に安い物よりコスパは良いかもしれません。
  • パッド部分をカバーするので、音質にほとんど影響を及ぼしません。
  • 5サイズ展開で様々なヘッドホンに対応
  • カラーバリエーション豊富でヘッドホンのデザインに合わせることが出来る
  • 開口部を塞がないので内部センサーの機能を邪魔しない。着脱に反応して再生を自動で停止する機能を潰さない。センサーの位置によるので絶対では無いので注意。
  • 丁寧な縫製で質感が高く、満足度が高い

デメリット

  • 値段が高い
    • コレより安いヘッドホンカバーも売っているので、自分の手で触ってみないと良さが分かりにくい商品です。
    • 自分にとって特別なヘッドホンに付けてあげるのが良いと思います。
  • 音質の変化はあるはず。
    • イヤーパッドと頭の密着度が変わるので、低音が弱くなるかもしれません。
    • 標準のイヤーパッドがモチモチかつペタペタと肌に密着するものだと、サラサラのEarProfitをつけた時に密着度の差が大きくなります。その結果低音の変化を感じる可能性があります。
    • 私は気になっていませんが、敏感な人には分かるかもしれません。
  • 構造上EarProfitが使えないヘッドホンもある。専用設計品が用意されている物もある。
  • セール時には在庫が不足している事がある。
    • 日本製でサイズとカラーバリエーションが豊富ということは、安く大量生産できないとも言えます。セールを待って買おうと思っていると、セール開始とともに欠品になりがちです。
       セールまで待って買えず次のセールまで待っていたら、蒸れを気にしながらヘッドホンを使う期間が長引きます。必要と思った時に買うことをオススメします。

どんな人にオススメ?

  • イヤーパッドのムレ・ベタつき・ニオイが気になる人。
  • 化粧や整髪料をイヤーパッドに付けたくない人
  • イヤーパッドに傷を付けたくない人。
  • テレワークでヘッドセットの時間が増えた人。
  • 純正イヤーパッドが高価(交換品が無い)ので、劣化を遅らせたい人。
  • イヤーパッドの細菌繁殖が気になる人。
  • ゲーミングヘッドホンを長時間着けっぱなしにするゲーマー。

買う前に適合表を確認しよう

適合表(EarProfit multi 1 & 2) – EarProfit.com
使う予定のヘッドホンが適合表にあるかどうか確認してから購入しましょう。芯材を内部に入れる構造なので、直径が合っていても使えないものは使えません。

【×入らない(懐なし)】について – EarProfit.com

まとめ

 カバーは付けたいけどカバーを付けていることで「本来の音を聞けていないのかも?」と心配しなくて良いのが一番のお気に入り点です。
 また、見落とされがちですが化粧品や整髪料をよく使う人は、それらがイヤーパッドに付かないようになるので、当てはまる人は蒸れる蒸れないに関係なくイヤーパッドの寿命を伸ばす意味で積極的に導入したほうが良いと思います。
 金額だけ見ると高いですが、真面目に企画から製造まで国内で行われているのが分かるカバーです。
 手持ちのイヤホン・ヘッドホンを増やすのを一旦止めて、EarProfitを体験していただきたいです。

リンク

公式サイト

EarProfit multi 2 – EarProfit.com

適合表(EarProfit multi 1 & 2) – EarProfit.com

公式サイトブログ【×入らない(懐なし)】について

https://earprofit.com/blogs/news/futokoronashi

公式サイトブログ 中心芯材について(注意事項など)

中心芯材について(注意事項など) – EarProfit.com