はじめに
今回は英語配列キーボードのAltキーのタップ(短押し)に日本語入力ON、OFFの切り替えを割り当てるアプリの紹介です。VIAというキー配列変更ソフトに対応しているキーボードか、VIAのようなことが出来る専用アプリが用意されているキーボードでしか出来ないことなのです。
それをVIAに対応していないキーボードでも実現できるようになるのが今回紹介するアプリです。
このアプリは以前にもOSの設定を変更せずに英語配列キーボードを使えるようにするアプリとして紹介しています。
【Win神アプリ紹介】初めてUS配列キーボードを使う人へ OSの設定を変更せずにUS配列キーボードを使うアプリ 【USkey2JP】
公式サイト
バージョンアップ内容
- v2.0.0 での機能追加 ・一時停止/実行の切替ホットキー(未設定の場合は無効) ・起動時の状態(動作中/一時停止) ・Alt-IME(左右 Altキーなどをタップして IME を切り替え)
注意
このAltで切り替え出来るようにすると、Alt短押しでメニューやツールバーへフォーカスを移動できなくなります。
エクスプローラーでもEdgeでもAltを1回押してみてください。メニューやツールバーのアイコンにフォーカスが移動しましたよね。IMEの切り替えができるようになる代わりに、この機能を使えなくなってしまいます。
これは、VIAの機能で『短押しでIME切り替え、長押しでAlt』という設定(Mod-Tap)を行っている場合でも同様の挙動となります。
特徴
- 実行ファイルを起動するだけで利用でき、インストール不要
- タスクトレイアイコンのクリックだけで動作をオンオフ
- 一時停止や再開を行ってもOSの再起動不要
- スリープ後や長時間運用時も安定性
- レジストリ変更不要でUS配列入力を実現
- 管理者権限不要
導入方法
- USkey2JP – Musashino Softwareから、Zipファイルをダウンロードして解凍。
- 自分の好きな場所にフォルダーを作って、その中に中身を移動させる。
起動すると、USkey2JP.exeと同じ場所に設定ファイルであるuskey2jp.iniが作られます。専用フォルダーを用意したほうが良いでしょう。
設定方法
- USkey2JP.exeをダブルクリックして起動させると、タスクトレイに常駐します。
- そのアイコンを右クリックして設定を選びます
- 下の画像のように設定すればOKです。
右下の保存を押さないと設定内容は有効になりません。

AltでIMEのON、OFF切り替えと書いてきましたが、Alt以外にもCtrl、Shiftでも同じことが出来ます。ただし画像のように右Alt、右Ctrl、右ShiftはONにするキーです。左Alt、左Ctrl、左ShiftはIMEをOFFにする専用キーになります。
右ShiftでON、右CtrlでOFFにする設定は出来ないということです。
アンインストール方法
インストールした実行ファイルを削除(ゴミ箱へ)するだけです。
なにがそんなに重要?
このアプリはOS設定を変えたくない人、変えることが出来ない人にとって便利なツールでした。
しかし、Altでの切り替えはそのキーボードでは本来出来ないことが出来るようになる機能です。本来はVIA対応の機種を買った人だけが出来ることを、そうではない機種を買った場合でも出来るようにしてくれます。
そこがすごいことなのです。
これから初めて英語配列キーボードを買おうとしている人へ
買う前にUSkey2JPを使ってみて
試しにOSの設定は日本語配列キーボードを使う設定のまま、USkey2JPをインストールして使ってみてください。日本語配列キーボードでもAltでIMEでのON、OFF切り替えができるようになります。切り替えスピードがどれくらいなのか体験できます。
USkey2JPが有効になっていると日本語配列キーボードも英語配列として認識され、カッコや@等の記号の位置が印字とはズレてしまいます。
「今使ってるキーボードが英語配列だったら、どんな切り替えになるのか」シミュレーションしてみてください。
キーボードの選び方が変わるかも
英語配列キーボードで欲しいものがある。でも、VIA対応ではない。VIAのMod-Tap機能でAlt短押しでIME切り替え、長押しでALTをやってみたいから買うのをためらっていませんか?
それならUSkey2JPを使う前提でキーボードを選ぶのもありかもしれません。
Altでの切り替えだけがネックになっているなら、USkey2JPで解決しませんか?
しかしながら、確実かつ永久的に使える保証はありません。そして、VIAはAltにMod-Tap機能を割り当てるだけのアプリではありません。他にもキー配列の変更が色々できます。反面デメリットもあります。VIA対応機種はスリープしなかったり、スリープまでの時間を設定できなかったり、ファームウェアのアップデート方法が難しいなどのデメリットがあります。
さいごに
バージョンアップは2026年1月だったのですが、4月になって追加機能の重要さに気がついて記事にしてみました。
バージョンアップ内容には、「タップしてIMEを切り替え」と書いてあります。押し・長押しの区別なくIMEが切り替わってしまうものだと決めつけていました。実際は短押しでIME切り替え。長押しではALT。これは神アップデートです。
皆さんもインストールして使ってみてください。