はじめに
今回はREALFORCEの変荷重モデルについての話です。他のメーカーには無い選択肢なので気になる人になった人もいると思います。私はR3の時に変荷重モデルを購入して4年間使用して分かった以下のようなことを書いてみました。
- どのキーが30g、45gなのか。
- 変荷重モデルの効果は実感できるのか。
- どんな時に実感できるのか。
- オススメできる人、出来ない人
変荷重モデルとは
人差し指で押すキーの押下圧が45g、小指で押すキーは30gになっているキーボードです。
REALFORCE R4の公式サイトには「選べるキー荷重」のところに
3種のキー荷重(45g/変荷重/30g)からご自身の好みや使用目的などに合わせて、最適なキー荷重のモデルをお選びいただけます。変荷重モデルは、人差し指で押すキーを 45g、小指で押すキーを 30g とキー荷重を変えて配置しており、毎日キーボードを打つ方に最適なキー荷重です。
※ モデルによっては、キー荷重が選べない場合があります。また、キースイッチの荷重は若干の誤差が発生する場合があります。
と書いてあるのですが55gのキーも有るようです。調べてみると、どうやらESCが55gのようです。

どのキーが30gなの?
変荷重モデルはほとんどのキーのキー荷重は45gで、小指で打つキーが30gになっていると公式サイトにありますが、具体的にはどのキーなのかというと下の画像の配列のようでした。

サイトの説明を読んだ時に頭に描いたのは下の2つのパターンでした。


予想と実際が違いすぎて、左右のCtrlとか本当に30gか?と疑問だらけになっていました。@:「」等は軽いのが分かるので変荷重なのは疑いませんでしたが。
変荷重の良さを感じたのはどんな時
変荷重モデルをR3の頃から4年使っていて、メリットを実感できる場面は限定的でした。別の言い方をすれば30gと45gが混ざっていても違和感がなかったということです。
メリットを実感できたひとつ目の場面は、毎日の入力文字数が多くて指や前腕が疲れると日々感じている場面でした。45gのRC1からR4に変えることで押下圧の軽減を実感できました。入力文字数が少ない日とか、連日入力文字数は多いけど疲れていないと感じている時は、変荷重のR4を使いたいとは思いませんでした。
次にメリットを実感できたのは、右手マウス(トラックボール)で左手でタイピング。または左手で書類や本を押さえながら右手でタイピングする場面です。片手タイピングでは片手の守備範囲が広がり小指を使う回数が増えます。普段は薬指までしか使っていないことが多いのですが、こういった場面では小指まで使うので変荷重のメリットは実感できました。
変荷重モデルから全部45gのRC1に移行すると、はっきりとキーが重く感じます。しかし、それで疲労するかというと入力文字数次第です。
薬指、小指の負担を減らしたいけど、全部30gではキーの反発が無くてタイプミスしてしまう。これなら変荷重を検討する価値はあります。
変荷重モデルのデメリットは?
購入直後は指をキーの上に置いて考え事をしていると「:::::::::::::::::::」みたいに軽いキーを押しっぱなしにしてしまうことがありました。
今ではそのミスは起こしていないので私にとっては変荷重のデメリットはありません。
他に考えられるのは2パターン。
1つ目は他のキーボードが使いにくくなること。変荷重に慣れてくると他のキーボードの端のキーが重く感じます。このパターンは私には該当しません。自宅のREALFORCE(変荷重)と会社のメンブレン方式のグニャグニャキーボードでは違いが有りすぎます。45gと変荷重の違いよりも遥かに大きな違いが有るので。
2つ目はゲーム用途で「WASD」を使う場合に「A」だけ軽いことが気になるかも。とても小さな変化の範囲で勝負しているゲーマーには、変荷重は邪魔になりそうな気がします。
ここまでをまとめると
片手だけでも小指まで使う意志があれば効果あり。
変荷重は疲労軽減目的なので、疲労しない程度の打鍵回数なら効果を感じない。45gで良い。
小指担当部分以外のキーは45gなので、しっかりした打鍵感を感じたい人向け。
私には変荷重のデメリットは無し。
オススメできる人
- 文章作成を毎日する人
- 両手がキーボードの上にある時間が長い人
- 片手だけでも小指までの5本指全部使う人
- 基本的にはしっかりした打鍵感を感じたい人
オススメできない人
- 入力文字数が少ない人
- 薬指、小指を使うつもりがない人
- エンター、Shift、Ctrl、BackSpace等の修飾キーが30gになって欲しい人
英語配列にも変荷重欲しいよね
変荷重モデルには良い点がありますが、英語配列モデルが欲しいけど変荷重が気になって日本語配列を買うようなことはしないほうがいいと思います。配列の違いは大きいです。
ただし、残念なことにR4では英語配列モデルは押下圧45gしかラインナップされていません。REALFORCE CONNECTのAPC機能でアクチュエーションポインを浅く設定してみると良いかもしれません。どうしても英語配列で30gくらいの押下圧じゃないとダメというのであれば、他社のメカニカルキーボードも視野に入れる必要があります。それかREALFORCE RC1ならキー荷重30gモデルがあります。
話は少し変わりますが、
話は少し変わりますが、R3の変荷重モデル買った時に小指も含めた5本指全部でタイピングできるようになるかな?と少し期待していたのですが、変荷重モデル買っただけでは打てるようにはなりませんでした。普段から小指を使っていないなら変荷重を買っても使うようにはなりませんでした。必要なことは練習することです。道具を交換することではありませんでした。
さいごに
変荷重モデルをR3の頃から4年使っていて、メリットを実感できる場面は限定的でした。しかし、別の言い方をすれば30gと45gが混ざっていても違和感が無かったということです。違和感が無くても、楽にタイピングは出来ていますし、他のキーボードに移った時に端のキーが重いと感じるので効果はあります。1万文字以上のタイピングが当たり前の人には、僅かな違いが重なって大きな違いとなります。
目立たないので「めっちゃよかったよ!」とは言いにくいものの、縁の下の力持ちとしてユーザーを支えてくれているのが変荷重モデルです。
45gモデルと同価格なので、大量にタイピングしない人が選んでも損はありません。R4の日本語配列45gを検討している人は変荷重を体験してみてはいかがでしょうか。