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はじめに

 今回はアップルの認定整備済製品を買ったときの記録です。

 購入したのはM4 MacBook Pro。購入時期は2025年6月です。
 アップルのオンラインストアで選べる決済手段や発送までの日数などは、購入時期によって異なります。(新製品の発売直後は銀行振込が選べない等)
 この記事の内容は、1つの例として御覧ください。

 【注意】アマゾンでAmazon Renewedのストア取り扱いのAmazon整備済み品というものがあります。これとアップル認定整備済製品は別なので注意してください。

新品ではなく整備済製品購入を決めた理由

  • 最新機種が異様に早く整備済製品として販売され始めた。
  • Nano-textureディスプレイのMacBookを使いたかったけど、搭載されているのはMacBook Proのみで高価。

この2点が新品ではなく整備済製品を選んだ理由です。

注文

 アップルストアは新製品発表直後の混雑する時期は銀行振込は出来ない傾向があります。私が購入した6月は銀行振込も選択肢に表示されていました。

 購入代金は229,800円。高い。同じ製品の新品価格は278,000円です。もっと高い。

 48200円、約17%安くなっています。といっても高いです。整備済製品は数に限りが有ります。自分が狙っているカスタマイズ状態のMacが販売されるのは何日先になるか分かりません。そう考えて勢いで買ってしまったのです。

配送

6月x日15時注文
6月x日17時過ぎに「お客様の商品は配送中です。ご注文番号XXXX」のメール
6月x日18時半頃「請求金額のお知らせ」メール
PDFファイルが添付されていました。内容は納品書、請求書、領収書でした。
6月x+1日 注文の翌日受け取りました。

 配送はいきなりADSC支店から始まりました。海外発送のApple製品を購入すると、このヤマト運輸のADSC支店を経由して配送されるので、見覚えがある人も多いと思います。ネットで調べてみるとAppleだけではなくてGoogleやXiaomiの製品もこの支店を経由しているようです。

 クロネコメンバーズIDを持っているヤマト運輸の配送なのに、お届通知メールが来ませんでした。経験則でしかありませんが、このメールが来ないときはネットから受取場所や日時を変更できても、変更できずに直接家に配達されることがあります。
 アップルや高額な品を取り扱うオンラインショップが発送している場合、PUDO受取に変更できず、営業所受取にしか変更できないことがあります。今回は時間変更がネット上では出来ていましたが、変更なしの扱いで指定時間より早く届きました。受取場所や時間変更はうまくいかないかもしれません。
 配送ではなくApple Storeで受け取るようにして購入するのもいいと思います。

 今回は注文の翌日には届きましたが、検索してみると過去には発送までに1週間かかった人もいるようです。アップルの配送は「必ずこうなる」と決めつけないようにしましょう。

梱包

 段ボールは通常の箱ではないような感じがします。真ん中から両側に開いていくのは初めてなのですが、MacBook Proの通常新品はどんな段ボールなのでしょうか?これと同じような形なのでしょうか?

整備済製品のMacBookが入っている段ボール。真ん中を縦に引っ張って開ける様になっている。
整備済製品のMacBookが入っている段ボール。真ん中を縦に引っ張って開ける様になっている。
整備済製品のMacBookが入っている段ボールを開ける。
真ん中から左右に開ける。

開封

 整備済製品専用の化粧箱に入っている。付属品も通常の新品と同じように付属していた。

アップルの整備済製品はApple Certified Refurbishedと書かれた専用の箱に入っている。
Apple Certified Refurbishedと書かれた整備済み製品用の化粧箱。
アップルの整備済製品はApple Certified Refurbishedと書かれた専用の箱に入っている。箱の裏側の様子。
アップルの整備済製品専用の箱の裏側。2箇所有る黄緑色の矢印を引っ張って開封する。
MacBook Proとご対面。
液晶部分はフィルムで保護されている。

MacBook Proの見た目は?傷とかあった?

 傷は無かったですが、キーボード横にある右側スピーカーのメッシュ状の箇所に、1mm x 1mmくらいのくすみが有りました。筐体カラーがシルバーで反射するため写真では映せませんでした。

起動してから分かる新品との違いはあった?

 バッテリー性能は100%。充電回数は2回でした。
 おそらく届いた時点では1回の表示なっていたはずです。私は届いてすぐに開封できず、しばらく経ってから開封・起動しました。開封までの間にバッテリーが減っていて、セッティング時にケーブルを挿していたので1回充電され合計2回なったのだと思います。

 一旦誰かの手に渡って返品・修理され、バッテリー交換されていないのであれば、充電回数はもっと多いはずです。バッテリーは交換されていると考えられます。または、出荷前のチェックに引っかかった個体かもしれません。

アップル認定整備済製品のMacBook Proのバッテリーは新品に交換されているようだ。
アップル認定整備済製品のMacBook Pro。バッテリーは新品に交換されているようだ。 配送されてから時間が経ってから開封したため、バッテリーが確か30%くらいまで減っていたと思う。セットアップ中に充電されて1回増え2回になっている。

 OSのセッティングは新品で購入したのと同じでした。「こんにちは」「Hello」など各国の言語が出てきた後に使用言語の選択から始まります。

整備済製品のメリット

  • 新品同様なのに安い
  • アップルの1年保証がつく
  • AppleCare+を付けることができる
  • 付属品も付く
アップル認定整備済製品のMacBook Proを購入した。保証期間は1年。
保証期間は2025年6月購入なので2026年6月までの1年。

整備済製品のデメリット、知っておきたいこと

最新機種はなかなか整備済製品として出てこない

 最新機種が整備済製品として販売までには半年近く待つ必要あります。
 以前は最新機種が掲載されるのは発売から約1年経過したころでした。しかし、M4のMac mini、MacBook Air、MacBook Proは1年経たずに整備済製品が販売されました。今後もM4シリーズと同様に半年程度で整備済製品が出てくるのかは分かりません。

 iPad mini A17 Pro(第7世代)は2024年の10月下旬発売です。これは1年近く経っていますが整備済製品として登場していないと記憶しています。

在庫は1点限りと思っておくこと

 Webストアに掲載されたその日のうちに売り切れになることもあります。とくに最新モデル(2025年前半だとM4のMacBook AirなどM4チップの製品)はすぐに売り切れになります。
ただし、私の買ったモデルは同等品が複数あったようです。配送完了しても売り切れにはなりませんでした。

自分でカスタマイズして購入することは出来ない

メモリーやストレージはカスタマイズできません。自分がほしいスペックのものが出てくるかどうかは運です。

英語配列キーボードを選ぶことが出来ない

 自分でカスタマイズできませんし、英語配列のMacが整備済製品として販売されているのは見たことが有りません。

さいごに

 整備済製品の販売は、信頼されているメーカーだからこその販売方法だと思います。値札金額は高いけど質の高い製品を作るメーカーだから、整備済製品であっても厳しい検査をパスしているはず。そう思うことが出来ないメーカーだったら、整備済製品に手は出せません。アップルだったら大丈夫。そう思って購入してみて、満足できるものを購入することが出来ました。

 これまでは一世代前の機種しか整備済製品として販売されていませんでした。そのためサポート期間が短い旧機種より最新機種を新品で買おうと思っていました。しかし、今回のように最新機種が買えるのなら整備済製品でワンランク上のカスタマイズされた製品を狙うのもありかなと思いました。

 現在使用中の機材が古すぎて仕事の足を引っ張っているなら、整備済製品を待たずに早く買い替えたほうが良いと思いますが、緊急を要するものでないなら整備済製品は良い選択肢だと思います。

リンク

認定整備済製品