はじめに
2025年の秋に「HHKB Professional Classic Type-S」は発売されました。その時にHHKB Professional キーマップ変更ツールも2026年春にバージョンアップが予定されているという話が出ていました。
そして、2026年3月5日、HHKB Professional キーマップ変更ツールのVer.2.0.0が公開されました。
同時にVer.2.0.0に対応するためのファームウェアのバージョンアップもありました。
どんな改良がされたのか。その変更内容を見ていきましょう。
機能追加の内容
同時押し(ショートカット)機能の追加
Control、Shift、Alt/Opt、Winと任意のキーの同時押しを1キーに設定することが可能になりました。
スリープするまでの時間設定
10分から60分までの10分刻みで変更できます。
スリープなしの設定はこれまで通りDIPスイッチで行います。
ツールチップ表示
・どのDIPスイッチがどんな機能のON、OFFなのかをキー配列変更ツール上のDIPスイッチ画像にマウスカーソルを合わせることで確認できます。本体底面にあるラベルを見れば分かることと同じです。
・キーにショートカットを割り当てた場合に、割り当てたキーの上にカーソルを合わせると、割り当てたキーの内容がツールチップで表示されます。

設定できるキーの拡充
F13~F24、テンキー、Num Lock、画面輝度(Brightness)Up/Downが追加されました。
・Num Lockがキー一覧に追加されました。これまでは、Windowsでは「Clr」キーを割り当てることでNum Lockとして使っていました。
・画面輝度は使っているディスプレイによっては機能しません。
レイヤータブの追加
キー配列変更ツール上で、Fnレイヤーの配列変更画面を表示する方法が分かりにくかったのが改善されました。
ライト/ダークモードの切替(Windows版)
OSの色設定により変更されます。キー配列変更ツール内で設定を切り替えることは出来ません。
Mac版ではダークモードはすでに用意されていたようです。
起動時の更新プログラムの確認機能を追加
キーマップ変更ツールの起動時に、キーマップ変更ツールとファームウェアの更新チェックが行われるようになりました。
Windows、Macでのプロファイル設定データの互換性を確保
Windowsにて作成した設定データをmacOSで読み込みできるようになりました。
macOSで作成した設定データをWindowsで読み込みできるようになりました。
設定ファイルの保存と読み込みは、キー配列変更ツール上で行います。
変化がなかった部分
当ブログでは過去にHHKBキー配列変更ツールの分かりにくい仕様について記事にしています。その記事で取り上げた分かりにくい部分は改良されていませんでした。
- HHKB、Win、Macの3つのモード
- 有線接続していると、DIPスイッチを切り替えたつもりでも切り替わっていない
これらはモード切替に関する分かりにくい部分です。
それもそのはず。ハードウェアの仕様に起因する問題はファームウェアとキー配列変更ツールを改良しても変わりようがありません。
バージョンアップされて嬉しかったのはショートカット
HHKBの英語配列はFnと同時押しでカーソル操作するため、カーソルを含むショートカットが難しいのが難点でした。
例えば仮想デスクトップ切り替え「Win+Ctrl+左右カーソル」のようなショートカットです。「Win」「Ctrl」「Fn」「;」と4つのキーを押す必要があったのです。
これが楽に打てるようになったのが私にとっては嬉しい点です。
リンク
「HHKB Professional キーマップ変更ツール」機能追加によるバージョンアップのお知らせhttps://happyhackingkb.com/jp/news/2026/news20260305.html
キー配列変更ツールとファームウェアのダウンロード場所
https://happyhackingkb.com/jp/download/