はじめに
今回はAnkerのSoundcore P42iです。Soundcore Liberty 5をノイズキャンセル目的で購入した後に、同じウルトラノイズキャンセル3.5のP42iが発売されて大変驚きました。Liberty 5を買わなくてよかったんじゃ?って思ったのです。
Liberty 5との違いについては、最後の「感想アレコレ」のところで書いてみました。
それではP42iはLiberty 5の存在を脅かすほどのイヤホンだったのか見ていきましょう。
最初に結論
- ノイズキャンセルの強さはLiberty 5と同等
- 聞きやすいドンシャリ。
- 必要な機能は全部揃っている。
- これ買えば、高いの買わなくていい。だけど上位機種とは差がある。
- ガジェット好きは上位機種を狙うのもあり。
使用バージョン
Soundcore アプリのバージョン 5.0.01 ファームウェア 6.72
ペアリング、リセット方法
ペアリング方法(1台目のデバイスと)
充電ケースのフタを開けると白色LEDが点滅し自動的にペアリングモードに入る。
2台目以降のペアリング方法
- 左右のイヤホンを充電ケースに戻し、ケースの蓋を開けたままにする。
- 充電ケース内のボタンを3秒間長押しする。
リセット方法
- 両方のイヤホンを充電ケースに戻し、蓋を開けたままにする。
- LEDインジケーターが白く3回点滅するまで、充電ケース表面にあるボタンを10秒間長押し。
開封・外観




- Liberty 5よりプラスチック感がある。
- 手に持った感じが軽い。
- イヤーピースは5サイズ。XXS、XS、S、M、L。
- カラバリ4色(ブラック、オフホワイト、ネイビー、パープル)
説明書
公式ページの製品仕様のところにPDFで配布されています。
Soundcore P42i | 完全ワイヤレスイヤホンの製品情報 | Anker Japan 公式オンラインストア



重量
- 全体 51.7g 片側 4.3g 両側合計 8.8g ケース 42.9g
バッテリー駆動時間と充電
バッテリー駆動時間(メーカーHPより)
ノイキャンOFF:イヤホン単体 12h、ケース込み56h
ノイキャンON:イヤホン単体 8.5h、ケース込み40h
短時間充電:10分で3.5時間使用可能
Soundcore P42i | 完全ワイヤレスイヤホンの製品情報 | Anker Japan 公式オンラインストアの「よくある質問」より
ワイヤレス充電可能
バッテリー駆動時間は充分長く、ワイヤレス充電も可能。
防水・防塵性能
IP55。
汗、雨程度なら大丈夫。
水没、水流(シャワー)、海や川での使用は不可。
専用アプリインストール、ファームウェアアップデート
- 詳細設定-サウンドモード-「オーディオ品質優先LDAC」を選ぶと、イヤホンのソフトウェアをアップデートしてくださいと出てきます。アップグレードを選びます。
- Soundcore – Google Play のアプリ
- soundcoreアプリ – App Store
- 「1.現在soundcoreアプリは、次のsoundcore機器のみをサポートしています」と表記されている中にP42iはありませんが、これを使うようです。
- Ankerのアカウントを作らなくてもアプリを使用できます。
アプリのスクリーンショットと設定項目
基本設定



・ナチュラルモードはノイキャンの強さを選択できる。
・移動モードはエンジンや路面騒音を中心にカットするモード。














詳細設定








ホワイトノイズ




機能
アクティブノイズキャンセル(ANC)
アクティブノイズキャンセル3.5
人の声も多少は緩和できます。しかし人の声の周波数帯はワイヤレスイヤホンのノイキャン機能の得意な周波数帯ではないので、声を消すことは期待しないほうがいいです。
強さの程度はLiberty 5とほぼ同等と感じました。Liberty 5は1万円台ではトップクラスの強さでした。それとほぼ同等なので価格以上の性能といえます。
1万円以下でノイズキャンセルの強いイヤホンが欲しければ、P42iを選択肢にいれるべきでしょう。
マルチポイント
- LDACと同時にONにできます。切り替えは早いです。
外音取込み機能
外音取り込み機能で聞こえる外音は自然です。
Liberty 5と比べてしまうと不自然さを感じますが、曲を止めていれば会話は可能です。
Liberty 5はイヤホンを通さずに音を聞いている感じ。
P42iはマイク越しの音です。それでも十分実用的なレベルです。
風切り音の低減
一応機能としてありますが、無いよりまし程度です。
イコライザー
最初から用意されているプリセットイコライザーと、自分で作成するカスタムイコライザーがあります。プリセットイコライザーの種類が少ないです。初心者が手を出しやすい価格帯の製品なので、ここはもう少し用意してあった方がいいと思います。
音質
全体
- 弱ドンシャリ。ボーカルは適度に前に出てくる。
- 安っぽいイヤホンによくある、こもった感じがなく聞きやすい。
- 電子音が得意。
- ロック、ポップス、EDMに向いている。
高音域
- アコギのような音は伸びが物足りない。
- 電子音の高音は得意だけど、生楽器の演奏の高音になると余韻、伸びがもっと欲しい。
中音域・ボーカル
ボーカルの刺さりは抑えられている。適度に前に出てくるボーカル。他の楽器との分離はあるので聞きやすい。
低音域
- ズンズン響きを感じる。
- 耳について嫌になるような、響きすぎ感は無い。低域だけが目立つようなことがないように、他の帯域とバランスが取れている。
その他
- Ankerのドンシャリ感が抑えられている。
- 抑えられたとはいえAnkerらしさは残っていて、機械の音。つまり生演奏系は苦手。
- 刺激を求めて音楽を聴く人が喜ぶ音の傾向。
操作性
タップ操作です。
感度は良いので、2回タップ、3回タップは難しくない。
1回は装着するとき、外すとき、位置を微調整するとき、髪やメガネに触るときに誤って触れてしまいます。1回タップには何も割り当てないほうがいいでしょう。
モード切り替えは、通常モードを挟まずに「ノイキャンON」「外音取り込み」を行ったり来たりが可能。
遅延とゲームモード
- ゲームモードOFFで50ms~80msくらい遅れるます。これは動画では気にならないレベルです。
- ゲームモードONでは50ms未満。十分低遅延です。ただし、これらは接続するデバイスによって違うので参考程度にしてください。
- OFFでも遅延少なめなイヤホンです。AndroidとLDACで繋いでいても、PCとSBCで繋いでも、Liberty 5より低遅延なので驚いています。
制約
- ゲームモード(低遅延モード)はLDACを使っているとONに出来ません。
- ゲームモードをONにするためにはアプリのサウンドモードをタップして「オーディオ品質優先LDAC」から「オーディオ品質と接続安定性のバランスを取ります。」に切り替えてからゲームモードをONにします。
- LDAC接続に戻すためにはゲームモードをOFFにしてからサウンドモードをタップして「オーディオ品質優先LDAC」を選択します。
- イヤホン本体操作部分にゲームモードON、OFFを割り当てることは出来ないし、アプリから切り替えるにしても上記のような手順を踏むことになります。
- ゲームモードのONを記憶してくれない。ゲームモードをONにしていても、ケースに収納するとOFFになってしまいます。
- ゲームモードと他の機能のON、OFF切り替え操作。併用出来る出来ないはLiberty 5と同じです。
注意点
- LDACで接続するために
LDACで接続するにためにはファームウェアのアップデートが必要です。ファームウェアは専用アプリSoundcoreを使ってアップデートします。
iPhone用SoundcoreアプリにはLDAC接続をONにする項目がありません。iPhoneでLDAC接続するつもりで、下のリンク先のようなトランスミッターを買っても、Androidを持っていないとLDACは使用できません。
使えるイヤーピース、使えなかったイヤーピース
純正イヤーピースは耳垢フィルター付きです。
本体ノズルのフィルターは金属ではありません。汚れをこすり落とそうとすると、破れたり剥がれたりする恐れがあります。他社のイヤーピースを使う場合は、汚れはこまめにチェックした方がいいでしょう。
仕えるイヤーピースはLiberty 5と同じです。完全ワイヤレスイヤホン用の、傘の背丈が低いものが使用可能です。
SpinFit CP1025、AZLA SednaEarfit MAX for TWS、finalのTWSイヤホン用イヤーピースTYPE Eがおすすめ。
- 「AZLA SednaEarfit MAX for TWS」ノズルへのはまり方がちょうどいい。ケースと干渉しない。当然充電可能。耳垢ガード付き。
- 「SpinFit スピンフィット CP1025 完全ワイヤレスイヤホン向けイヤーピース」はMLで確認。傘が短いのでLでも大丈夫そう。傘が柔らかいので、耳から外すときに裏返りがち。
- 「SpinFit スピンフィット Omni 完全ワイヤレスイヤホン&有線イヤホン向けイヤーピース」はケースに一応収納可能で充電可能。ただし、ケース内でイヤピが押されて曲がっている。画像参照。
- 「final (ファイナル) TWSイヤホン用イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」も問題なく使えます。LLサイズはケースにわずかに干渉しますが、それでも蓋は問題なく閉まり充電も可能です。Lサイズ以下なら問題ありませんでした。FinalのEシリーズやAシリーズのイヤホンに付いている、通常のTYPE Eイヤーピースより傘が柔らかく軽い装着感になります。価格も安めです。
- 未確認ですが「ラディウス radius HP-DME2-TWS ディープマウントイヤーピースZONE 完全ワイヤレス用」も使えそうです。



干渉するが収納も充電もできる。Spinfit Omniほどの干渉ではないので許容範囲だと思う。

Lサイズ。
少し干渉するが収納できて充電もできる。
Mサイズなら全く問題無し。
AZLA SednaEarfit Crystal 2 Standard、SednaEarfit Max、角笛、final Eタイプ、ラディウス ディープマウント。これらはケースと干渉するか、蓋がしっかり閉まらないかです。


ノズルに突起があり、そこでイヤーピースと噛み合って固定される。
良い点
- ノイスキャンセル性能が上位機種Liberty 5と同等
- 音のバランスがいい
- 装着感が軽い。重量も軽い。
- 遅延が少ない(筆者環境では)
- 全部入りで1万円以下。ワイヤレス充電・マルチポイント対応。
残念だった点
- 1回タップは暴発するため、1回タップに割り当てしないほうがいい。その結果割り当て自由度が下がっている。
- ゲームモード、3Dオーディオをタップ操作に割り当てできない。
- ゲームモードのONを記憶してくれない。
どんな人にオススメ?
- 通勤通学中の電車、バスでゲームしたい。音楽聴きたい。
- 在宅ワークで集中して作業しながら、スマホに着信があればそのまま音声通話にも対応したい。
- 初めて本格的なノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスイヤホンに挑戦してみたい。
- コストパフォーマンスを重視。
- 遅延の少ないイヤホンが欲しい。
- iPhoneユーザーで、AirPods Proの金額まで出したくないノイキャン目的の人。
P40i、Liberty 5と比較
P40iは所有していないので、公式ページの内容を転記しています。
P42iとLiberty 5の重量は実測。
| Soundcore P40i | Soundcore P42i | Soundcore Liberty 5 | |
| Bluetooth | 5.3 | 6.1 | 5.4 |
| コーデック | SBC, AAC | SBC, AAC, LDAC | SBC, AAC, LDAC |
| ドライバー | 11mm 大型ダイナミック | 11mm 大型ダイナミック | 9.2mmダイナミック +デュアル低音増強ダクト |
| ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング 2.0 | ウルトラノイズキャンセリング 3.5 | ウルトラノイズキャンセリング 3.5 |
| 外音取り込み | ◯ | ◯ | ◯ |
| 防水・防塵 | IPX5 | IP55 | IP55 |
| バッテリー駆動時間 (ANC ON) | 本体:約10h、ケース込:最大50h | 本体約8.5h、ケース込最大40h | 本体8h、ケース込32h |
| 急速充電 | 10分充電で最大4h | 10分充電で最大3.5h | 約10分充電で最大5h |
| 充電方式 | Type C / ワイヤレス充電 | Type C / ワイヤレス充電 | Type C / ワイヤレス充電 |
| 操作方法 | タッチコントロール | タッチコントロール | 感圧センサーコントロール |
| 自動装着検出 | – | ◯ | ◯ |
| マルチポイント | ◯ | LDACと併用可 | LDACと併用可 3Dオーディオ併用可 |
| 3Dオーディオ | ◯ | ◯ 3Dオーディオ LDACと併用不可 | ◯ Dolby Audio LDACと併用可 |
| HearID | ◯ | ◯ | ◯ |
| ゲームモード | ◯ | ◯ | ◯ |
| 質量 片側 / ケース込 | 約5g / 約58g | 約4.3g / 約51.7g | 約4.8g / 約57.6g |
| 価格 (税込) | 7,990円 | 9,990円 | 14,990円 |
以下のバッテリー駆動時間比較表は公式ページに記載されている数値を表にまとめたもの。
| バッテリー駆動時間 | Soundcore P40i | Soundcore P42i | Liberty 5 |
| 通常モード(本体のみ) | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
| 通常モード(ケース使用時) | 最大60時間 | 最大56時間 | 最大48時間 |
| ノイキャンON(本体のみ) | 最大10時間 | 最大8.5時間 | 最大8時間 |
| ノイキャンON(ケース使用時) | 最大50時間 | 最大40時間 | 最大32時間 |
| 高音質 / 特殊モード(本体のみ) | LDAC非対応 | 最大6時間(LDAC + NC) | 最大5時間(Dolby Audio + NC) |
| 通話時(本体のみ) | – | 最大5時間(NC) | – |
P42iとLiberty 5
表に記載されていない違いとして、Soundcoreアプリで出来ることの違いがあります。Liberty 5 と比べると以下の機能がありません。しかし、これらはワイヤレスイヤホンとして必要とは言えないものばかりです。
- 通話中音声認識(通話中に自動で外音取り込みモードに切り替わる)
- サウンド補正(音漏れによる特定の周波数帯の減少を検知して自動補正する)
- ウィジェット
- イコライザーのプリセット数が少ない(Liberty5は最初から20以上用意されている)
両者の違いで、ハッキリとした差を感じるのは以下の5つです。
- 音声通話のクリアさ
- 外音取り込みの自然さ
- イヤホン本体の操作感(つまむ操作かタップ操作か)
- 音の傾向
- 3Dオーディオの音質
この中で、特に音声通話、外音取り込み、操作感が特に重要なら、Liberty 5にした方がいいかもしれません。
P42iとP40i
P40iは持っていません。そのため、公式HPから分かることしか言えませんが、P42iを選んだ方が良いと思います。
目立つ違いは、LDACの対応とウルトラノイズキャンセリングの強化です。
iPhone では LDAC は使えないので、そこは無視することは可能です。しかし、ウルトラノイズキャンセリングの強化は重要です。
少しでも環境音が残ると「もっと強力なNCが欲しい」と感じる時がいずれ訪れます。P40iを選んでしまうと「あと約2,000円出せばP42iが買えたのに…」と後悔する可能性が高くなります。最初からP42iを選んでおけば、「上位機種と同等なのだからこれ以上を求めるのは贅沢だ」と気持ちを納得させることができます。
P40iを選ぶ理由があるとすれば、「どうしても安さを優先したい」「とにかくバッテリー駆動時間を最重視したい」という場合に限られます。
感想アレコレ
前提
感想アレコレの部分は、主観的な感想です。一般論とは異なる部分もありますので、その点をご了承の上お読みください。
私自身の前提として「本当に音質を求めるなら4万円クラスの製品を選ぶべきだ」と考えています。そこまで予算を出せないのであれば、ワイヤレスイヤホンは「機能性」で選ぶのが賢明です。
Ankerは多機能さを強みとするガジェット系ブランドであり、本格的な音質を重視する方が選ぶメーカーではないと思っています。私自身もその点を割り切った上で使用しています。
また、ワイヤレスイヤホンはバッテリーが劣化すれば使えなくなります。ワイヤレスイヤホンは無理なく買える範囲の製品を楽しむことにしています。使えなくなったときにショックを受けるような金額のものは出さないようにしています。
こういう考えの人物が、感想アレコレの部分を主観的に書いていることを考慮してください。
Ankerの音質傾向
Ankerの音は、高音の刺さり(シャリつき)こそ抑えられているものの、基本的には低音と高音が強調された「ドンシャリ」傾向です。デフォルトの状態でもイコライザー(EQ)が強くかかったような音で、静かな場所での「ながら聞き」には少し聴き疲れします。刺激を求めて音楽を聴く人が好む音であり、音楽に安らぎを求める人が好む音ではないと思っています。普段から有線イヤホンやヘッドホンを愛用している方には、不自然で機械的な音に聞こえるかもしれません。
基本的には、騒がしい場所や電車内で動画・音楽を楽しむための音作りだと感じます。購入直後の高揚感があるうちは不満を感じないかもしれませんが。
私自身は電車内での使用などに用途を限定しています。
なお、「Liberty 5」と「P42i」もこのAnker特有の音の範囲内に収まっています。
- Liberty 5:よりイコライザーの効いた迫力を好む人向け
- P42i:Anker製品の中では、少しでもイコライザー感が控えめな音声を好む人向け
「Liberty 5」と「P42i」の比較
多機能さを求めるなら「Liberty 5」
ガジェットとしての機能性を最優先するなら、総合力に優れるLiberty 5が選択肢になります。以下のような機能では明確な優位性があり、これらを多用する方にはおすすめです。
- 音声通話のクリアさ
- 外音取り込みの自然さ
- イヤホン本体の操作感(つまむ操作)
- 3Dオーディオの音質
実用性と金額のバランス重視なら「P42i」で十分
両方を実際に使ってみた結論として、私は「P42iで十分に満足できる」と感じています。Liberty 5でなければならない決定的な理由が見当たらないからです。
Liberty 5はできることが多いものの、必須とまでは言えない機能も含まれています。必須機能はP42iですでに揃っています。外音取り込みや3Dオーディオ機能がLiberty 5にはあってP42iには無いのであれば、決定的な差と言えますが、P42iにもそれらの機能は存在しています。機能の有無ではなく程度の差なのです。
また、以下の点ではむしろP42iの方が有利です。
- バッテリー駆動時間:再生時間が長く有利
- 遅延の少なさ:低遅延で快適(※著者の使用環境下)
- 装着感:軽量で耳への負担が少ない
- 音の好み:P42iの方が聞きやすい傾向
多機能なモデルを買っても、1ヶ月も経てば結局は基本的な機能しか使わなくなるケースがほとんどです。外音取り込みや通話を多用せず「イヤホンを外せばいい」と割り切れる方には、P42iで十分な性能が備わっています。
- ※注意点として、P42iはタップ操作のため、誤動作を防ぐ目的で「1回タップ」の割り当てをオフにする必要があり、その点は少し残念なポイントです。
どちらを買うか?いつ買うか?
両方を使ったからこそ「P42iで十分」と言えますが、最初からP42iだけを買うと「Liberty 5の方が良かったのでは」と気になってしまう可能性があります。
- Liberty 5 をおすすめする人
- ガジェットが好きで、新しい機能をいろいろ試したい方
- 製品の優劣が気になりやすく、上位モデルに惹かれやすい方
- 後から「やっぱり上級機が欲しい」と買い直すリスクを減らしたい方
- P42i をおすすめする人
- イヤホンを趣味ではなく「実用的な道具」として割り切っている方
- 1万円以上の出費を抑え、コストパフォーマンスを重視したい方
ガジェットを趣味としていない一般ユーザーにとって、ワイヤレスイヤホンに1万円以上を出すハードルは決して低くありません。P42iの出来が良いからこそ、安易に高額なLiberty 5をおすすめしづらくなりました。
Liberty 5 がセール対象になっていて、P42iは通常価格の場合は、思い切って Liberty 5 を買うことをお勧めします。その場合は、価格差が3,000円程度になっているはずなので。
いつ何がセール対象になるかは分かりません。セールを待つのもいいですが、早く買って、一日でも早く快適な通勤・通学時間を過ごすのもいい選択だと思います。つまらなく憂鬱な通勤・通学時間が楽しい時間に変わるのは、非常に大きなメリットです。特に学校や仕事が終わって気分がスッキリしている帰宅時間が、遊び時間に変わるのは大きいです。
Liberty 5の記事です。
【ノイキャン強くコスパ高い】Anker Soundcore Liberty 5 レビュー
さいごに
P42iはLiberty 5と同等のノイズキャンセル機能を持ちながら、聞きやすいドンシャリで多くの人に愛用される製品だと思いました。
ノイズキャンセル以外は上位機種との差があります。すでに上位機種を持っている人も、ショックを受けることはありません。
P42iを選んだ人も、1万円以下でズバ抜けたノイキャン性能と長時間再生、バランスの良い音質を体験できる良い製品です。
特にガジェットやポータブルオーディオを趣味としていない人におすすめです。そういった人たちがワイヤレスイヤホンに払う金額を考えると、多くの人の最初の1台にはP42iが正解だと思います。
「おすすめを教えて」と言われて予算を尋ねると、大体「5千円くらいまで」と返ってきます。そこでP42iなら強く推しても「無理して買ってよかったよ」と言ってもらえる可能性は高いと思います。